夜逃げや自殺などしてはいけません。会社とあなたと奥さんの3名につき、破産と同時廃止の申立をしましょう。破産という制度は、あなたのように真面目に働いてきたのに、どうにもならなくなったという人を救済するためにある法的制度なのです。それほど期間を要せずしてあなたと奥さんにつき、免責決定をもらうことができると思います。
当面、生活費に困ると思いますから、直ちに、生活保護の申請をしましょう。住まいについても、体がもう少し回復したら、もっと賃料の安いところへ引っ越しましょう。生活保護で一定の家賃分も支給してもらえます。医療費についても医療扶助を受けましょう。生活保護を受けることに引け目を感じる必要は全くありません。日本国憲法25条には、「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と規定されており、あなたのような状態になった場合に、生活保護を受けることは国民の権利なのです。堂々と生活保護を受けて、体調が回復したら、働き口をみつけ、また再出発すればよいのです。一度破産しても、また真面目に再出発して、成功を収めている人も何人もいます。現時点の苦しさだけにとらわれて、人生はもう終わりだなどと考えず、明るく前向きに生きていきましょう。
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